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パトラウツィ教会

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この夏のブコヴィナ地方の修道院めぐりで訪れた「パトラウツィ教会」。
前に訪れた「アルボレ修道院」なみの教会で行くとがっかりしそうだからと予測し、行かなくてもと思ったのですが、まぁ、通り道から少し行くだけだからという夫の話で、よっていくことに。

patrauti

1487年にシュテファン大公によって建てた修道院です。(現在は教会になっています)

彼の最初の修道院であり、最小、そして、ただ一つの尼僧用です。さらに、負傷した兵士などを収容する役割なども担っていたようです。そのため、スチャバ近くに建てられたという話。

さて、この教会では、神父さまがなんと説明してくださいました。そのなかでとても興味深かったのは、ある壁画。
よく教会や修道院では、作った人が神に教会(修道院)を奉納(献上?)している図が書かれています。
ここでもシュテファン大公とその家族が、神にこの修道院を奉納している姿が書かれています。
が、ここでは、シュテファン大公とその家族の図が珍しく、大公の後ろに、同じ王冠をかぶり、同じような服装をした王子が書かれています。(通常だと、子供はサイズが小さく書かれいる)
これは、この王子が大公の後をつくことを世間に知らしめるために、このうように描かれいるそうです。さらに、最初は、違う王子が描かれていましたが、戦士してしまったために、描き直されているそうです。(下に別の絵の存在が証明されています)
この絵の写真などは、歴史の教科書に必ずと言っていいほど乗っているそう。夫ももちろん見たそう。
うーん、この教会によってみたいと言っていた、理由が分かりました。(教会のサイトがあります。問題の絵は、こちらで見れます)

patrauti2
英語で説明してくれた神父様。有難かったですが、あまりにも流れるような説明で、理解しにくかったです。
まるで暗唱しているだけで、私の理解など意に介していないような・・・・。
そして、私たちが来た時もこの姿勢でしたが、帰る時もこの姿勢で、

入場料3.0leiでした。

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